Gentoo Linuxをインストールする
パーティション設定
* sda2 128M part /boot ext2
* sda3 論理パーティション
* sda5 8G swap
* sda6 96.8G part / btrfs
メモリを2GBしか積んでいないので、コンパイル時にSwap領域を使うかと思って8GBぐらい確保しておいた。 btrfsが死なないことを祈る。
インストールの流れ
- 予め他のlivecdでgpartedなどを使ってパーティションを切っておく。
- Livecdで起動し、hddをマウントしてchrootする。(手元にあったArchbootを使ったが問題なし。)
- sshdを立てて、ssh接続でインストールした。wikiをみながら作業するとよいと思う。
- locale等の諸設定をして、カーネルの設定をしてカーネルを
make
する。何度やってもよい。 - grubの設定をして(重要)、再起動してhddから起動するようにBIOSを設定する。
- 起動したらインストール自体は成功。うまくいっていない場合はchrootからやり直し。
はまったこと
- ネットワークのドライバが入っていないために、有線LANにつながらない。
- startxすると怒られる。RADEONのドライバを認識してくれない。
- 何度もライブcdからchrootし直すはめになる。
- コンパイル中は暇。
対策
カーネルの設定時に忘れずにネットワークカードを選択する。
lspci -k | grep driver
をlivecdでした際の結果と、gentoo内でした結果を比較して、足りないドライバーをカーネルのコンパイルオプションで追加する。 カーネルビルトインではなくモジュールで追加するようにすると、動かすものを明示的に指定できるためうまくいくことがある。
RADEON系のグラボを使っている場合、xf86-video-ati
を使うことになるが、その際はカーネルでbinファイルを指定しなければならない。
startxしたときのエラーメッセージに、Device(s) detected, but none match those in the config file
とかいう文が入っていたら、ドライバが正しく動いていないことがある。
amdのドライバはプロプライエタリなもの(Fglrx)とオープンソースのものがあるが、上をみるとRADEONの古いバージョンだと新しいxorgを入れられないということがわかったので、オープンソースのドライバを選択することにした。
これを読んで、カーネルの設定で正しくradeon/<YOUR-MODEL>.binを指定しなければならない。ドライバが認識されると、コンソールの解像度が適切なものになる(はず)
何度でもchrootし直すはめになる
mkdir /mnt/gentoo mount /dev/sda6 /mnt/gentoo mount /dev/sda2 /mnt/gentoo/boot mount -t proc proc /mnt/gentoo/proc mount --rbind /dev /mnt/gentoo/dev mount --rbind /sys /mnt/gentoo/sys chroot /mnt/gentoo /bin/bash source /etc/profile
その都度livecdから入り直し、上のコマンドをコピペして対応した。
うどんワールドする
ソフトウェアの更新をする際に。
# emerge -uDN @world
これで依存関係と新しいUSEフラグを含めて、アプリケーションをすべて更新できる。俗に言う「うどんワールド」である。
参考ページ
syusui.tumblr.comなんだかんだarchwikiは頼りになる。